原川ボス 今月のコラム

2017年09月28日

変わりつつある建築現場

このコラムを書いているのは、夏の終わりです。
日によっては秋めいた空気を感じるものの、
まだまだ暑い日が続いています。
今年の夏も、猛暑日が珍しくなかったですね!
外に出るとむわっとした暑さ、
屋内に入ると冷房のひんやりとした風……、
大きな温度差に体調を崩した方もいたと思います。
これから、季節の変わり目がやってくるので、
引き続き、体調管理にお気を付けくださいね。

さて、今号のテーマは、変わりつつある建築現場です。
年に一度実施している、職人さん向けの研修会、今年も無事終了しました。7月に、浜松市総合産業展示館を借りて行ったのですが、弊社社員を含めて60名以上が出席。職人さんは、西は湖西、東は掛川から集まってくださいました。
研修会のテーマは毎年さまざまですが、今年は「安全衛生について」です。外壁メーカーさんから講師を招き、特に住宅の建築現場における安全衛生の重要性について、お話ししていただきました。
安全衛生とは、労働災害を防止し、現場の作業者が快適に作業できるように、現場の環境や作業条件を整備し、健康管理も行うこと。平たく言うと、働く人の安全と健康を確保することです。統計上、建築現場は事故報告が多いことで知られています。いくら機械化や効率化が進んだとは言え、家を建てるには人間の作業が不可欠。そして、そういう現場では、少しの気の緩みやうっかりミスで、重大な事故が起こり得ます。安全衛生は、現場にひそむ危険やリスクを減らすために、計画・実施されなければなりません。
近年、住宅の建築現場では、作業中の細かな安全点検や定期的な清掃と整理整頓、そして職人さんたち一人ひとりの身だしなみに至るまで、細かく気を配ることが求められるようになりました。身だしなみまで? と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはやはり、お施主さんとの良好な関係を築く上でも大切なこと。あいさつや清潔感、対応の丁寧さで、印象は変わりますからね。昔は、職人さんは技術に優れ、腕が良ければ少々愛想が悪くても……という風潮が当然でしたが、時代は変わるものですね。
清掃や整理整頓が徹底されるようになってきたのも、単に現場の見た目がきれいになるからではなく、職人さんたちの仕事環境の安全が確保され、作業が効率良く進み、労働時間の短縮につながるからです。確かに、ごちゃごちゃとモノがあふれる現場よりも、何が置かれていてどこまで作業が進んでいるかが一目でわかる現場のほうが、動きやすいですよね。住宅会社では、安全衛生マニュアルを用意しているところも多く、現場だけでなく、その周辺や道路まできっちりと清掃したり、「現場をモデルハウスのように整えよう」と謳ったりするところもあるそうです。
研修会では、講師の方のお話に合わせてビデオで安全衛生の実例も見ました。こういう機会を得ると、ぐっと気が引き締まりますね。改めて、職人さんたちと情報を共有し、意識を高めることは大切だなあと感じました。これからも、現場の安全衛生向上を心がけていきます!
(2017年8月28日 記)

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原川誠
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2017年07月28日

住宅コンサルタントをご存知ですか?

毎日蒸し蒸しする日が続いています。
このコラムを書いているのは、まだ梅雨明け前ですが、
すでにここ浜松は連日30℃超えの晴れの日ばかり。
外仕事がキツい日々ですが、新社屋はさすがに涼しく、
改めて断熱材の重要性を体感しています。
これから、いよいよ夏本番。
熱中症にはくれぐれも気を付けて、
暑い毎日を乗り切りたいものですね。

さて、今号のテーマは、住宅コンサルタントについてです。
あっという間に今年も折り返しを過ぎました。早いですね。問屋さんとの話題に上がりましたが、今年の新築住宅の着工数は、昨年と同じぐらいになるのでは、という予想が出ているそうです。実際、弊社の手応えも同様で、振り返るとここ数年は、8月以降だんだん数字が伸びていまして、今年もそうなるだろうと思います。というのも、消費税増税が近づいてきており、金利は変わらず安く、建築資材の在庫も適正なので家づくりのスケジュールが狂う心配が少ないという、まさに「いつか建てようと思っている人は、今こそおすすめ!」な条件が揃っているのです。
家づくりに関して言えば、全国規模の大手ハウスメーカーではなく、地元のハウスメーカーや工務店を選ぶお施主さんが増えてきているようです。その理由は、なんと言っても金額の違いでしょう。同程度の性能や間取り、デザインの住宅で、20~30%ほど安いことが多々あるそうで、複数の見積もりを比較して、地元のハウスメーカーを選んだ、なんて声もよく聞きます。私どもとしましても、「地元のメーカーで建ててもらう→建築費用が工務店や職人さんたち、地元に還元される→地元の景気が上向く」ことが期待できるので、ぜひ、この流れが続いてほしいです。
しかしながら、お施主さんにとって、家を建てるための事前の準備や下調べは不可欠で、多くの時間と労力がかかります。見積もり一つとるにしても、その都度営業担当と打ち合わせをしなければなりませんし、メーカーごとに比較したくても、比較するポイントやコツをつかむには家づくりの知識が必要なことが多いですよね。そんなこんなで家づくりに二の足を踏んでいる方は、住宅コンサルタントに相談しても良いかもしれません。
コンサルタント=相談役。住宅コンサルタントは住宅に関して相談できる人、という意味です。どんな家を建てたいか、住宅資金の計画や登記の手続きについてなど、家づくりに関するあらゆることを相談した上で、どのハウスメーカーや工務店に依頼したら良いかを決めていくためのサポートを住宅コンサルタントに依頼することができます。住宅コンサルタントは、個人で運営しているところもあれば、会社組織もあります。ご自分で信頼できるコンサルタントに相談できると安心ですよね。今では、インターネットでさまざまな情報を調べられますので、ご検討されると良いと思います。家づくりは、ご家族にとって、理想のライフスタイルを実現するための大きな決断の一つです。さまざまな選択肢の中から、最良と思えるものを選ぶことができますように!
(2017年7月7日 記)

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原川誠
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2017年05月25日

断熱材で快適な暮らしを!

五月になり、過ごしやすい気候が続きますね。
ゴールデンウィークは、
旅行や行楽を満喫した方が多いと思います。
私にとって、ゴールデンウィークと言えば、
子どもの頃から浜松まつり一色です!
こうして浜松まつりを終えると、
「今年も参加できて良かった」と、ほっと一息つけます。
そして、また気持ちも新たに、
仕事に邁進しなくては! と思えるのです。

さて、今号のテーマは、断熱材です。
浜松は日に日に日差しが強くなり、汗ばむ陽気が続いています。そんな中、弊社にお越しくださるお客様の声でよく耳にするのが、「ここは涼しいですね」という感想です。実は、冬の間は「暖かいですね」と言われることが多かったんですよ。新社屋は冷房や暖房で人工的に整えられているというよりも、冬なら寒気を、夏なら熱気を遮断して、室内を快適な気温や湿度に保つ。手前味噌ながら、そんな空間になっているかな、と思います。
と言うのも、それには心当たりがあるんです。昨年、新社屋を建てる際、高密度の断熱材を使ったのです。もちろん、過ごしやすい社屋の実現には、空間設計のプロである建築士さんの腕も欠かせませんが、旧社屋と決定的に違うのは、何と言っても断熱材です。かつて、温暖な浜松において、断熱材の種類や違いはあまり重要視されていませんでした。昔から浜松では厚さが50mm~100mm、密度が10kgの断熱材が主流で、旧社屋の断熱材もそうでした。断熱材が大きく注目されるようになったのは、長期優良住宅やゼロエネ住宅が登場した頃からだと思います。長期優良住宅もゼロエネ住宅も基準を満たすことで補助金を受けられるメリットがありますが、その基準を満たすためには断熱材の選択も必須です。こうした新築住宅を建てた方は、断熱材の違いが住環境に大きく影響することを、身を持って実感した、とおっしゃる方が多いのです。
前号のトピックスではドイツ生まれのセルロースファイバーの断熱材をご紹介しましたが、近年、断熱材の種類がますます増えています。それぞれ特徴や効果が違いますし、価格差もあるので、予算や目的と相談しながら決めていくことになるわけですが、デザインや見た目や間取りだけでなく、見えない部分にこそ「暮らしやすい家」のカギがあることを、心に留めておくと良いのではないか、と思います。
そうそう、ちょっと大がかりな工事になりますが、リフォームの際に断熱材を新しくする、という方法もありますよ! ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
(2017年5月11日 記)
 

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